アクリル板への穴あけについて
オリジナルアケコン制作にあたりボタンの穴あけは一番のメインとなる加工になると思います。
アクリルの穴あけは無理をすると簡単に亀裂が入りせっかくのアクリル板が無駄になってしまいます。
基本アクリルは柔らかいので木工用の工具がそのまま流用できます。
手順を間違わなければ亀裂などの事故はかなり防ぐことができると思います。
ただ安全に確実な穴をあける場合はアクリル専用の物を使うと圧倒的に楽です。
普段作業で使用している工具はアクリル専用ビット4,5,6mmに面取りカッター(10か8mm両方あるととても便利)、ホールソー24Φ30Φ
穴あけはハンドドリルや卓上ボール盤を使って開けていきます。
両方あると便利ですが、ハンドドリルとスタンド等で使うのも良いと思います。
刃に関してですが、よくあるドリルのセットで穴を開ける場合は小さい穴から順に大きくしていけば事故は減ると思います
アクリル専用のドリルは専用だけあって気持ちよくスパッと穴があけれます。
買ってよかったと感じれる逸品です
今回の支柱に使用しているのはM4サイズのボルトです。
アケコンケースではレバーを締める部分も同じサイズのM4サイズのボルトを使用しています。
M4ボルトのサイズの穴をあける場合はM5サイズの穴をあけています。
使用するボルトなどより1~2サイズ大きい穴を開けるのが作業が楽でいいです。
レバー部分などネジの頭を沈める場合は面取りカッターを使用してます
使用するネジを時々はめて様子を見ながら作業します。
ちなみに画像の面取りカッターは刃が片方にしかないので両面付いているものをお勧めします。
ボタン部分の穴あけですが、何時もは予め穴を開けて作業しています。
ホールソーのバネはペンチで外して使ってます。
切断時刃を当て続けると削りかす等での摩擦の熱で断面が白くなってしまうのでちょっとずつ削っては戻して切断してます。
またバリが残らないよう片面からすべて開けるのではなく半分切断したら逆の面から切断します。
アクリル穴開け動画
— makisuke (@kuromakisuke) 2022年8月27日
ズレ防止で事前に0.1mmの穴を開けてます pic.twitter.com/zr4e4FTMqd
https://twitter.com/kuromakisuke/status/1563389578924347393
電動ドリルでの穴あけをしてみました。
自由に穴あけができるとオリジナルなアケコンのバリエーションが増えると思うので挑戦してみる価値はある作業と思います。