Arcade1UP カスタマイズ

最近になり自宅ゲーセンと言うワードをよく目にするようになりました。

 

一般にも少しずつ認知され始めたように思う自宅アーケード筐体ですが、ゲームセンターと同等の筐体を自室に搬入するとなると、重さもさることながらその大きさがやはりネックになり、自分も所有したい気持ちはバンバンにあるものの実行には移せてない現状です。

しかしArcade1UPを改造すればカラーボックス+αぐらいのスペースでお家筐体が実現できるそんな記事を書いてみようと思います。

 

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Arcade1UPは海外発祥のアーケード風のゲーム筐体で、現地では様々なメーカーが参入し実に数多くのタイプが発売されています。

 

日本国内ではTAITOさんが代理店となっており、大型家電量販店、通販ではAmazonなどでも購入可能なのですが、ゲームの版権等の理由やその大きさから日本での複数の購入が見込めない等の理由によりこれ以上の展開は見込めない状態になっています。

 

版権と販売数の見込みが立たないのでTwitter等で海外で発売されているストIIモデル等はどんなに熱望しても日本で売られる可能性はほぼ無いと思ってよいと思います。

大人の事情ばんばんなのでTAITO無能無能とか言わないで上げてください。なんだか最近かわいそうです。

欲しけりゃ個人輸入しかないです。

 

現在日本で発売されているモデル(ギャラガ、インベーダー、パックマン)も8月いっぱいまで29,800円の限定価格での販売だったのが限定期間が11月まで伸びたり、本当に売れてないのかなぁと思わせる状態ですが、逆に言えば今を逃せば期間が過ぎれば安くは手に入らないってことです。

安く筐体を手に入れたい場合のラストチャンスともいえると思います。

現在ポイントが付くところも多いので実質27,000円弱くらいでしょうか。ちなみにパックマンは今の在庫が切れ次第終了のようです。

 

そんな現状なわけで、それならば「色々な種類の筐体が出ないなら色々遊べる筐体にすれば良いじゃない」ってことなのですが、なかなか万人がおいそれと出来るものではなく、そもそも操作パネルの配線がよくわからなかったり、また一番のネックは筐体の画面の向きが日本で手に入るのは現状縦型タイプしかないのが問題になっていると思います。

 

ただ画面の向きの部分はTwitter等で他の方が色々な方法で解決しているようで、そちらを参考にして頂ければよいかと思います(他の方がやってるので丸投げです。検索してください)

 

自分の場合は工作ができるので、向きを後から変更出来るようにMDFで作ったり

DELLの19インチを搭載してたりします。FHD化もできるようにしてます。何でもありです。

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次に問題になるのがコントロールパネル部分。

通称コンパネは通販などではKVC lab.さんで購入可能です

kvclab.com

その他ではArcade1UP.comでストIIモデルのコンパネだけ輸入して加工等も可能ですが、ボタン穴が28mmで三和やセイミツボタンがそのまま使いえないので注意が必要です。

 

あとebay等で穴あけ加工済みコンパネも見かけましたのでDIY無理って方の選択肢の一つになると思います。

 

しかしやはりコンパネは自分好みに仕上げたい場合、MDFや合板を加工してのDIYがとても楽しいのでお勧めしたいです。

 

この12mmの厚さのMDFはホームセンターなどでも簡単に手に入ります。

同じMDFでも専門店や木工店等で取り扱っているものはホームセンターより少し密度が高く硬いです。良い点悪い点のはっきりした材料なので一度検索してください。

 

加工のしやすさはあまり変わらないですが若干ホームセンターの物の方が加工は楽に思います。

 

表面は平らなので鉛筆などで線を入れやすいです

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表面はシートを貼って仕上げました。

写真ではスピーカー部分があるので少し複雑な加工になりましたがスピーカーやアンプを筐体の背面等に持っていくなどの工夫をすれば加工そのものはかなり簡単なものになると思います。

 

次回コンパネに装着するコントロール基板や、パネルの仕上げについて書ければと思います。

 

kuromakisuke.hatenablog.com