バックロードホーン D-10 バッキー

半年ほど前に完成させた長岡式バッキロードホーンD-10バッキーの製作と色塗りについてまとめておきます。


このD-10バッキーは大きさもほどほどで自作の難易度もそれほど高くなく手軽にバックロードホーンの音が楽しめるということで今も人気のあるスピーカーのようです。


今回使用したユニットはFostex FE-103En-S、ググって見るとMG100HR-Sとの組み合わせがバランスがなかなか良いらしく最近オクで見てるんだけど高い高い('Д')



今回製作にあたってMDFのカットはwww.scratch-audio.comさんで頼みました。

カーオーディオショップですがRや断面の処理をかなり細かく注文できる上に、お財布にやさしい価格だったのが理由です。

細かい部材まで全部お願いするとそれなりの価格になるので幅ほどそろえてもらい後は自分でカットする感じでお願いしました。


後今回FE-103En-Sをバッキーに取り付ける場合、ユニットの磁石の部分の奥行きが長く奥に当たってしまうので、ユニット部を別に一枚板を追加して延長させることにしました。


その時の見積もりがこんな感じです



MDFボード任意サイズカット 一式
単価12,450円×数量1=12,450円(送料別) <内訳>
板材1 MDF15mm厚材 150mm×900mm 数量7
単価590円×数量7=4,130円

板材2 MDF24mm厚材 150mm×355mm 数量2
150mm辺:1箇所:R=7.5mm加工
単価710円×数量2=1,420円

板材3 MDF15mm厚材 370mm×580mm 数量4
単価890円×数量4=3,560円

板材4 MDF21mm厚材 縦250mm×横180mm 数量2
250mm辺:2箇所:R=9mm加工
穴加工:Φ102mm センター位置:板材端より縦:90mm、横90mm
段加工:幅14mm、深さ5mm
単価1,670円×数量2=3,340円


商品合計 12,450円
送料 1,480円

合計 13,930円



自分の時は注文から5日ほどで届きました

部分的に板の厚さを変えれるのも良いと思うんです


ユニットの収まりはこんな感じになります。裏から座金でM5のネジ6箇所でこ固定。ユニットは六角締め。

各板の接着はタイドボンドを使用しました。

それをFクランプと木材を使って作った自作クランプでひたすら圧着!

一応ボンドがべたべた付かないようにマスキング。
はみ出たところはぬれたタオルで拭き取り。


後側板一枚という所で音道部分にニスを2回塗りをしました。色付きのニスならムラで塗り具合がわかるのでいいかなーと

ニードルフェルト(吸音材)の接着と内部配線。後からは無理なので

最後側板をありったけのクランプで圧着!この状態で一晩放置が理想的だそうです。

そして完成('Д')

これはこれで味があっていいなぁ

次は塗装についてちょっと書いてみようと思います

続き D10 バッキー 塗装編